最近エンジニアなら技術について検索しているとヒットするQiitaというサイト。今やエンジニアならほぼ知らない人はいないという程有名なエンジニアの技術共有サイトになっています。
下記は有名サイトの参考記事。
転職希望者がQiitaに投稿するメリットはスカウトメールが届く事実は上記記事の実例のように自分の技術をどんどん書いていると企業からのスカウトを受けられる可能性もあるのです。なのでイナコーシステムが考えた自分のサイトで技術公開するメリット・デメリット。Qiitaを利用するメリット・デメリットをまとめてみました。(今後情報に変更があれば更新していきます)
実際にQiita企業向け版もあるみたいですね。Qiita Jobs
Qiitaを利用
メリット
- 上記サイトにも書かれているようにSEO対策がバッチリな技術ポータルサイトであるため、新規に投稿した技術情報もすぐにgoogle検索にひっかかる(ただ、上記記事では大した事ない情報もひっかかるのがデメリットとしてもあげられていますね・・・)
- 全体の投稿の中で言語のジャンル分けがされているため、登録ユーザの中の人気の言語がわかりやすい。(タグランキング) 世の中の言語と完全なイコールではありませんが一つの参考にはできる。
- ユーザ間の記事でイイネ!(LGTM)がつけられるため、ユーザ間で技術評価の指針になる。(普通に考えれば多い程、技術力が高い方)
- メールアドレスやサイト等を登録できるため、簡易的なユーザプロフィールを作るには申し分ない。
- 人材が欲しい企業からも検索したらSEO対策の関係でQiitaがひっかかりやすいので転職スカウトの参考になる。
デメリット
- Qiitaというサイトの利用規約の枠に収まった投稿をしなければならない
- アフィリエイトができない(QiitaのGoogle adsenseが自動挿入されるため、自身の広告収入は0)
- エンジニアの技術情報に絞られているのでフリーランスや個人の事情の投稿はできない
- メリットの①関連ですが、Qiita自体の検索ランクが高いため、バージョンが古い1年以上前の記事も最上位にひっかかるため、新しいバージョンで試す時に予期しないエラーに悩まされ障害になる(バージョンが目まぐるしく変わるモダンな技術やってる時に痛感。詳細はWebアプリの項参照)
自分で技術サイトを構築
メリット
- 自分のサイトなので情報内容に制限がない(フリーランス向け記事もできる)
- アフィリエイトも可能
デメリット
- テーマ次第ではあるものの、ある程度投稿数をためないと検索上位にひっかからない。(一般的には100記事投稿する必要あり)
- 記事に対しての質問等、Qiitaと比べたらユーザ同士のコミュニケーションツールには使いづらい
- レンタルサーバー等で自分でブログ環境を立ち上げる場合、別途料金がかかる(Qiita利用は無料)無料でブログサイトをレンタルする場合は商用利用できない等の制約があったりもする
まとめ
- 転職先を探したい場合はQiitaによる運営がオススメ(転職したい時期にもよるがSEO対策の必要ないため企業の目に留まりやすいのは大きなアドバンテージ)
- フリーランスとして運用するなら自作サイトがオススメ(ポートフォリオ、記事を充実させていく事で長期的な運用という観点ではこっちの方がよい。フリーランス活動の記事も情報になる)
最初に紹介した記事の技術記事を書くメリットだけならQiitaで運用しても自作しても変わりません。各々がベストと思える方法で技術記事を上げていくのがいいのではないかと思います。ただ、サイトに挙げるとしても挙げないにしても今まで自分の培ってきた技術はメモとして残しておく事は非常に重要だと考えます。
なぜならエンジニアの言語技術は常に新しいものが出てくるため、技術を変えた事で前の技術の事を忘れてしまっては本末転倒だからです。データベースにしてもOracle・MySQL・PostgreSQLと種類がありますがまったく一緒という訳ではないので細かい違いなどはメモとして残しておきましょう。
後はどちらにも共通することはSNSで情報発信することです。イナコーシステムもツイッターと連動して記事をあげていますので知名度をあげるには一番の近道ではないでしょうか?
何かの参考になりましたら幸いです。それでは。