先日Progateの記事を執筆した時に次は「Udemy」やってみようかなと書き込みしましたが、なんとタイミングが良かったのか年末年始はUdemyの動画の大半が安かったのでいくつかを購入してみました。今回はその記事を執筆しようと思います。Progateに関する記事は下記参照してください。
目次
Udemyとは
Udemyは教材が全て動画で公開されていて動画毎に設定された金額を支払って見る形式の学習サイトです。講義の最初の方は無料で見ることができます。
豊富なカテゴリー
カテゴリーも上記のように多岐に渡っており、ITに関するスキルに限らず、コミュニケーション的なものから動画的なものに至るまで揃ってます。
値段は2400円~24000円くらいまで様々
画像はJavaScriptに関する動画一覧の一部ですが動画一つが2000~3000円から10000円、24000円に至るまで様々で決して安くない事がわかります。
購入は動画が安売りしてるタイミング
基本は値段高めの動画ですが、どうも時期毎に大安売りするみたいです。なのでUdemyでスキルをつけようと思っている方は安売り時期を狙うのが良さそうです。
私の場合、年末年始に安売りしてたので下記動画を買ってみました。
なんと割引きなしで買うとトータル90000円越えです(;゚Д゚) それが6個購入して10000円未満だったのは素晴らしいです。
意識して高い値段の動画を選んだのはありますが(;^_^A
C#でオブジェクト指向をする方法
とりあえず購入だけはしましたが見終わった動画はこれだけなのでこれに関するレビューも一緒に行いたいと思います。
オブジェクト指向
C言語時代より後。Java時代以降から現代に向けて用いられるようになったオブジェクト指向(カプセル化・継承・ポリモーフィズム)についての活用例を交えた講義が行われている動画です。
これもエンジニアとして実務に触れてきた所感ですが、、ProgateでもJava有料プランの後半にオブジェクト指向は学びますが、極論を言ってしまえばオブジェクト指向は実務で活用できなくてもお客様の要望(仕様)を満たした実装を行うことは可能なんです。
オブジェクト指向を意識した実装は利用者(作成者)がより安全(カプセル化のようなセキュリティに関する技術)に簡単(継承・ポリモーフィズム)に商品を提供できるというだけの技術なので。
実際この動画の無料部分の解説でも謳っていますが、04 オブジェクト指向については「学ぶしかない」とコメントしています。
収入をあげたいなら学ぶべき
前述した通り、未経験でもそこそこの会社でエンジニアを目指すならオブジェクト指向はマスターしなくてもなれます。ただ、より上位の会社に転職・高額単価なフリーランスを目指すなら必須の技術となります。
フリーランスとして活動していると、高額案件の技術条件に「オブジェクト指向を意識した開発ができること」というのが実際にあります。
これも、過去にオブジェクト指向を意識しないエンジニアが入って、そのプロジェクトが参ってしまったので追加されたという背景が絶対あるはずです。
動画に関してのオススメ度
実際に評価したオススメ度:★★★★☆
ちょっと横道に逸れてしまいましたが、この動画( C#でオブジェクト指向をする方法 )に関してはそのオブジェクト指向に関して、実に簡潔にまとめられていて素晴らしいと思いました。
この動画の元の値段は2400円ですが、相応の内容だったと思います。(なので動画本体は☆4評価しました)
なぜ☆4だったか
この理由は単純で、講義の例がWindows Formsだったからです。C#のデスクトップアプリケーション実務としてはWindows FormsよりWPFの方が多いです。なので動画の実装例としてはWPFでやってほしかったなぁというだけのもので、講義内容自体に対する不満はありません。
後から追加されたポリモーフィズムの補足についても良かったし、カプセル化・継承については良く言われているのになぜ「 ポリモーフィズム 」は深く語られないのか?という長い間の疑問を解消することが出来ました。
デスクトップアプリケーションエンジニアには特にオススメ
C#はXamarin(ネイティブアプリ)、Unity(ゲームアプリ)、WebAPI(+ASP.NETなどのWebアプリ)、WPF/WindowsForm(デスクトップアプリケーション)など、色々器用にこなせる技術ですがその中でも デスクトップアプリケーション は継承の技術が重要になり、その解説もあるのでデスクトップアプリケーションエンジニアなら特にオススメの動画になっております。
まとめ
というようにUdemyは相応のお金はかかりますが、Progateと違う一番の強みは「ポートフォリオ」を作ることができる動画もあるに尽きるでしょう。動画単体なら10万円かかるわけでもないのでプログラミングスクールの強みである「チーム開発・就職サポート」を考慮しなければ最適解ということになります。
就職サポートもチーム開発経験もなくても転職エージェントを使えばカバー可能であることを考慮すると必ずしも高額なプログラミングスクールを選択する必要がなさそうということがわかると思います。
未経験なら間違いなくプログラミングスクールに通う強みはありますが経験者は動画による補完がベスト!というのを強く実感しました。
他の購入動画に関しては閲覧したらその感想を書きますねー。