【マネーフォワードクラウド確定申告】で楽天銀行を同期してfreeeとどっちが良いか比較

※本ページはサイドバーまたは本文内にアフィリエイト広告を利用しています

以前、下記記事で楽天銀行を作るなら会計freeeをオススメしていました。しかしfreeeは楽天銀行の口座同期ができなくなってしまったのでマネフォクラウドを使ってみました。まだご覧になっていない方は下記のリンクから飛んでいってみてください

マネーフォワードクラウド

この件について1月に契約した税理士さんにオススメのクラウド会計ソフト相談した所、楽天銀行の自動取引が継続して使用できる「マネーフォワードクラウド」さんだと教えて頂きました。

とりあえず一カ月の無料期間があるので操作性など、どんな感じなのか使ってみることにしました。

登録したら一番左上の確定申告

マネーフォワードクラウドは一見わかりづらかったですが、会計freeeでやっていた勘定仕訳はこの確定申告で行うようです。

楽天銀行の個人ビジネス口座を連携したいので「Pay for Business」かな?と思ったのですが違うようですのでお気をつけください。

楽天銀行個人ビジネス口座の同期

それでは仕訳を行う前に今回のメイン趣旨である楽天銀行口座を同期させてみます。

データ連携という項目があるので見ると、【個人】楽天銀行があるのでこれを押せばOKかと思いきや・・・

注意書きを見るとビジネス口座はこちらから連携できません。と出ます。どうも上の案内はプライベート口座を表している模様。

ではどうすればいいのかの案内もこのページに用意しててほしかったですが、以下のURLに説明書きがありました。

楽天銀行の「ビジネス口座」でAPI連携に移行できない場合の対処方法

という事で楽天銀行個人ビジネス口座の同期は【法人】楽天銀行で行います。

そうすると楽天銀行側のログイン画面に切り替わり、その後いつから取り込むかを選択できるようになります。

私の場合、昨年度の確定申告はfreeeで行うのでもしマネフォクラウドで帳簿をつけていくとしたら今年からです。よって開始日を2022/01/01以降にしています。

以上を実行すると連携できたステータス表示になります。

というように登録までに迷う所はありましたが、特別難しいというわけではありません。

自動で仕訳リストを作ってくれる

自動同期登録が完了して取り込むと、自動で仕訳を見るとfreeeと同じように取引の内容が一覧で表示されてリストから仕訳が可能になります。ここはfreeeと一緒ですね!

仕訳ける前に勘定科目ー補助勘定科目を作ろう

で、これから取引の勘定を仕訳けていくわけですが、その前に各種設定から先に勘定項目ー補助勘定項目を作りましょう

freeeでは勘定科目以外(品目/取引先等)の設定も仕訳中に行えたのですが、マネーフォワード確定申告での同等機能と思われる「補助科目」仕訳中には行えず各種設定で予め登録してから使用する必要があります。

勘定科目ー補助項目の登録方法は難しくはありませんが、場所がちょっとわかりづらく、

ご覧のように一覧ページの一番下にあります。会計freeeもそうですがこういった追加コマンド等は上にある事の方が多いので操作に慣れず、見つけるのに時間がかかってしまいました・・・

使用しないであろう勘定科目はチェックボックスのチェックを外すことで非表示にすることもできます。フィルタができるのはありがたいですね。

仕訳時の注意点

これは初めて使ったからかもしれませんが、上で貼った自動仕訳画像を見るとfreeeよりも初期勘定科目抽出機能が優れていないことがわかります。その後使用を続けていくうちに学習するとサイトにも明記されているのでここは様子見で、後日レポートを追加したいと思います。

またfreeeは支出の場合、基本支出に関する勘定科目しか選べませんでしたが、マネーフォワードの場合、支出でも収入に関する勘定科目も等しく選べますのでここは操作的に気を付けた方がいいでしょう。

事前に登録した勘定科目ー補助科目を設定し、タグを入れれば完了です。タグは随時追加が可能ですね。

入力が全て完了したら

仕訳が全て完了したらちゃんとfreeeのように未仕訳の件数が表示されていて、仕訳漏れがない事が確認できます。まぁ仕訳が無い時はfreeeのコーヒーを淹れてくれるちょっとしたお茶目要素がマネーフォワードクラウドに無いのが少し悲しいですが、freeeと比べたら柔軟性には若干乏しさを感じるもののそこまで使いづらいという事はありません。

料金の比較(表示はどちらも税抜価格)

 

パーソナルミニ(マネフォ確定申告+請求書)

スターター(会計freee)

パーソナル(マネフォ確定申告+請求書)

スタンダード(会計freee)

パーソナルプラス(マネフォ確定申告+請求書)

プレミアム(会計freee)

会計freee

1,180円/月

年払い980円/月

2,380円/月

年払い1,980円/月

年払い3,316 円/月

マネーフォワード クラウド確定申告+請求書

980円/月

年払い800円/月

1,280円/月

年払い980円/月

年払い2,980円/月

こうして料金を比較すると総じて、マネーフォワード確定申告の方が安いことがわかります。というのもマネーフォワードはサービスが細分化されていて法人として使う場合は「マネーフォワード会計」。個人事業主が使うなら「 マネーフォワード確定申告」と分けています。

マネーフォワードの通常プランがfreeeのスタータープランと同価格なのも興味深いです。税理士に確定申告を依頼する場合、freeeならfreee公認?の税理士に依頼するとスタータープランのままで税理士登録ができるようですが、それ以外の場合はどちらの会計ソフトも真ん中以上のプランで契約してメンバー追加作業を行う必要があり、より一層マネフォの安さが際立ちます。

有料プラン登録にはデビットカード使用不可

freeeが無料プランになったので改めてマネーフォワード会計の有料プランを登録しようとしたのですが登録できませんでした

楽天銀行のビジネス口座を利用している場合、銀行で審査不要で発行できるJCBの楽天銀行ビジネスデビットカードを発行する方が多いと思いますが、デビットカードはマネフォ未対応ですので注意!

Q. デビットカードによる支払いは可能ですか?

A.デビットカードによるお支払いには対応しておりません。
その他、プリペイドカード・海外発行クレジットカードは、残高不足やカード解約が発生した際にクレジットカード決済代行会社で対応できないなどの理由のため、登録をお断りすることがあります。
「ご利用できないクレジットカードです。別のクレジットカードをご利用ください。」のエラーメッセージが表示された場合は、別のクレジットカードをご用意のうえお申し込みください。

マネーフォワード クラウド料金・プラン管理(FAQ)

ビジネス口座用クレジットカードを発行しよう

代替案としてマネーフォワードが発行しているマネーフォワード ビジネスカードを契約するという手もありますが現状はチャージ式のみ今後口座引き落としによる後払いのようなクレジットカードのような機能を導入予定)で口座から振込んでチャージという形となるため、面倒+振込手数料がかかると思いますので、もしまだ事業用クレジットカードを作っていないならこれを機会に作っておいた方が良いです。

税理士さんに相談して事業用クレジットカードもいくつかオススメをもらいましたが一番良いと思ったのは

三井住友カード ビジネスオーナーズです。

審査が緩く個人事業主になったばかりでも発行可能/発行期間も2~3週間かからない/一般なら年会費も無料 とかなりお得な内容になっています。

まとめ

全体的な操作性はfreeeの方が上ですがマネーフォワードも使いづらいということはなく、慣れれば気にならないレベルかと思います。
とはいえPayPay銀行など、楽天銀行を使っている方以外で費用を考えない場合は「freee」をそのまま使用されることをオススメします。

逆に楽天銀行を使っている方は乗り換える価値があると判断します。freeeより料金安いですし、freeeで楽天銀行の自動同期が使えなくなる(実質機能ダウンしている)のに料金据え置きだと損した気分になりますしね。
デビットカードが使えなかったのは楽天銀行ユーザからすれば不便な所もありますが今後のためにクレジットカードも保有しておいた方がいいと思いますのでこれについては我慢でしょうか。

気に入ったらシェアお願いします!

【イナコーシステムからのお知らせ】

ブログ運営を助けるレンタル掲示板サービス

ドメインパワーの向上!コミュニケーションをお助け